![]() |
ベスパ Q & A | ![]() |
|
プラグがかぶったときはどうすればいいのですか。 | |
| まずは、プラグを外す前にコックを閉めてスロットルを目一杯開けてキックをひたすらします。上手くいけばそれでかかりますが、だめな場合はプラグを外して交換するか、きれいに乾かします。それをそのまま付けるとまたすぐにかぶりますので、スロットルを目一杯開けて10回ぐらいおもいっきりキックしてシリンダー内の余分なガソリンを吹き飛ばしてからプラグを付けます。 | |
| [Vespa Q&A の目次へ] | |
|
プラグが焼けすぎているので番手を上げた方がいいのでしょうか。 | |
| プラグが焼け過ぎている場合は番手を上げるというのは正しいといえば正しいですが、それはエンジンの改造などをしてプラグの番手がノーマルのものと違う場合などに言えることです。エンジンがノーマルの場合規定の番手でプラグが焼けすぎるというような場合はオイルシール不良、メインジェットの詰まり等が考えられますのでプラグを換えてもやがて焼き付き当のトラブルに見舞われます。必ず焼け過ぎの原因を突き止めてください。 | |
| [Vespa Q&A の目次へ] | |
|
ET3はプラグキャップが割れやすいと聞いたのですが。 | |
| ET3は、ボディーに対してぎりぎりまで大きなエンジンを積んでいます。そのため、エンジンとボディーとのクリアランスがかなり狭くなっています。ですからリアサスペンションがフルボトムしたときにプラグキャップがボディーに当たって破損してしまいます。特に二人乗りで段差を勢いよく乗り越えたときなどがやばいです。段差に気をつけて走るか、リアサスペンションを固いものに変更するかでしょう。 | |
| [Vespa Q&A の目次へ] | |
|
ベスパはブレーキライトが切れるとエンジンが止まると聞いたのですが。 | |
| まず、これが言えるのはポイント点火のビンテージシリーズのみの話です。現行車では50sと100(ET3は大丈夫です)です。そして、ブレーキランプが切れただけではエンジンは止まりません。ブレーキランプが切れた状態でリアブレーキペダルを踏むとエンジンが止まります。もともとこれらの車種にはブレーキランプが付いていませんでした。あとからブレーキランプを付けたために電源に余裕が無く点火用のコイルから電気を取ったためにこの様な事になりました。よく、これは安全のためにブレーキランプが切れたらエンジンが止まるようになっていると言う人がいますが考え過ぎです。数年前にイタリアで限定発売されたビンテージ50もやはりブレーキランプは付いていませんでした。 | |
| [Vespa Q&A の目次へ] | |
|
ブレーキランプが切れていないのにブレーキを踏むとエンジンが止まるのですが。 | |
| ポイントギャップが狂っている可能性があります。ポイントのすき間をチェックしましょう。 | |
| [Vespa Q&A の目次へ] | |
|
ヘッドライト球が切れたので交換したのですがまたすぐに切れましたどうしてでしょう。 | |
|
ヘッド球を交換したときにテール球も交換したでしょうか。ヘッド球が切れているときは必ずテール球も切れているはずです。この際ヘッド球しか交換しないと電圧が上がり過ぎてまた切れることになります。必ず両方交換するようにしましょう。また、ヘッド球の前に先にテール球から切れますのでたまにテールが付いているかどうかチェックしておきましょう。テールだけが切れている段階であればヘッド球を交換しなくて済みます。 走行中に急にヘッドライトが明るくなったときはテールが切れたときですので注意してください。 | |
| [Vespa Q&A の目次へ] | |
|
50sのヘッドライトはもっと明るくできないのですか。 | |
| 技術的には可能ですが費用がかなりかかります。安くできる方法もあるにはあるのですが、部品を制作しなければいけませんのでとりあえずは現状で我慢しておいてくださいとしか言えないです。どうしてもという方はご相談ください。 | |
| [Vespa Q&A の目次へ] | |
|
フロントブレーキをかけてもブレーキランプが点かないのですが。 | |
| ビンテージシリーズとPXにはフロントブレーキのスイッチは付いてませんので点かなくても故障ではありません。 | |
| [Vespa Q&A の目次へ] | |
|
プラグに火花が飛んでませんどこが悪いのでしょうか? | |
| 全く飛んでないのであればまずプラグキャップ、イグニッションコイル、ポイントの順番で調べていくしかありません。プラグキャップは怪しければ交換してしまったほうがよいでしょう。イグニッションコイルはガタが出て断線しているとかハイテンションコードの刺さるところが錆びて折れてしまっているといったことが考えられます。ポイントは簡単にはチェックしにくいですがポイントのすき間を最低限チェックします。稀に、キルスイッチが押し込まれたまま戻らなくなっている場合もあります。 | |
| [Vespa Q&A の目次へ] | |
|
ポイントを交換してもらったのに火花が弱いようです。どうしてでしょう。 | |
| ポイントを交換するときは必ずコンデンサーも交換してもらいましょう。そもそもコンデンサーのほうが劣化したためにポイントが傷んでしまうという事が多いのです。コンデンサーは外観だけでは良否を判断することが出来ませんし、調べるには特別なテスターが必要です。ただ、部品としては安いほうなのでポイントを交換するときはコンデンサーも交換するのは鉄則です。 | |
| [Vespa Q&A の目次へ] | |
|
50sです。雨の日に走るとよくエンジンが止まります。 | |
| どこかから電気がリークしています。プラグキャップやハイテンションコードが悪い場合もありますが、イグニッションコイルが結構怪しいです。ベスパのイグニッションコイルはエンジン後部についているため雨水がかかりやすいところにあります。ハイテンションコードの付け根などは水も溜りやすいのでそこら辺りから電気が漏れる可能性があります。できれば予め防水加工をしておいたほうが良いでしょう。もちろん当店のベスパは対策済みです。 | |
| [Vespa Q&A の目次へ] | |
|
PXにハロゲンライトを付けたのですが12V35W球がなかなか売ってません。12V65Wとかを付けても大丈夫でしょうか。 | |
| 出来るものならやめた方がよいでしょう。というのはまずワイヤーハーネスが大電流が流れるように計算されていないためと同時にレギュレターも大電流に耐えられない可能性があります。もし、レギュレターがパンクでもすれば結構な出費になります。 | |
| [Vespa Q&A の目次へ] | |